新型インフルエンザ 人同士感染拡大  政府の水際対策発表

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4月15日           Vol 2−047

世界で379人が発症し、死亡したのは237人という、鶏や野鳥を
介して流行する新型インフルエンザは、病原性の強いH5N1型と呼
ばれるウィルスが変異したものです。

菌を持っている鳥に接触した人が感染するケ−スが多かったのですが、
ここ数年ヒトからヒトへの感染が疑われるケ−スが、ベトナム、タイ、
インドネシア、中国、インドネシアなどで、インフルエンザの子供の
看病をした母親など家族で見られるようになっています。

ウィルスが変異を繰り返していくうちに、普通のインフルエンザと同
じようにくしゃみなどで感染することが予想され、致死率(発症した
人のうちの死亡した人の割合)が62.5% 鳥インフルエンザの症
状が現れた人の3人に2人が死亡することで、世界的大流行(パンデ
ミック)による社会的、経済的大混乱の恐れが指摘されています。

対策としては、現状、タミフルやワクチンが有効とされていますが、
変異を頻繁に起こすウィルに有効かどうか、製造には発生から6ヶ月
かかるワクチンなど効果を疑問視する声もあります。

ウィルスを攻撃する薬ではなく、ウィルスに感染した細胞を攻撃して
感染防止を図る研究も進んでいますが、研究途上にあります。

政府は、外国で鳥インフルエンザが発生した場合、「在外日本人の速
やかな帰国」「外国人の入獄制限」を柱と日本人保護を目的とした水
際対策を発表し、自己責任を原則とする欧米の対応と一線を画してま
した。

速やかな帰国のために、僻地での発生の場合、定期便の帰国や航空会
社に対して臨時便の要請や自衛隊機の派遣、直行便がある都市で、す
ぐにも国内に流入の危険がある場合は定期便の自粛、政府専用機の利
用などを定めています。

また発生地から入国できる空港、港湾は成田、関西、中部、関西、福
岡空港と神戸、横浜、関門港に限定し、検疫管を集中的に投入します。

外国人については、発生国からのすべての入国者を検疫することは不
可能なため外国人に対するビザの発給停止を行うほか、感染力が高い
国からの日本人の入国については空港、港湾で10日滞在させるとの
ことです。

海外で発症して日本人については抗ウィルス薬の配布や、領事館など
医療機関を紹介するなどの措置も定めています。

近い将来必ず訪れると危機に対して、リスクヘッジを心がける必要が
あります。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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